福島県の沿岸部、浜通り地域の新地町からいわき市の10市町をつないで歩く、ふくしま浜街道トレイル。みちのく潮風トレイルにつながるこの道を、令和５年度開通に向けて準備を進めています。
先日の1月22日（日）、双葉町産業交流センターにてトレイルのシンポジウム『浜通りを歩いてつなぐ220km』を、みちのくトレイルクラブと共催で開催しました。

第一部「ふくしまの浜海道をつなぐ」では、正式名称やロゴの発表、会場では新しくできたばかりのポスターやリーフレットも配布、会場を彩りました。宮城大学の小沢晴司様からは長年福島沿岸に係り続けた立場からこの場所にトレイルがつながる意義についてご講演いただきました。また弊社の長谷川からは長く歩く旅の魅力を、写真家でもある弊社中島からは、今回撮影した写真を交えながら、ふくしまを長く歩いて旅をする魅力をお伝えさせていただきました。第二部「地域を貫く一本の道」では、いわき市在住で、作家の安東量子様からのご講演をいただきました。またクロストークでは安東様はじめ、地域で活動をつづける大熊町在住の佐藤亜紀様、いわき市在住の豊田善幸様にご登壇いただきました。長谷川を交え、このトレイルの地域でのあり方、未来へ向けた期待を大いに語っていただきました。司会のみちのくトレイルクラブ相澤様の進行のお陰もあり、全体を通して大いに盛り上がる結果となりました。

ご参加いただきました地域のみなさま、そして福島県内各地や宮城県等隣県、そしてはるばる東京からもお越しいただき、ありがとうございます。集計によると総勢１００名近いご参加があり、多くの方にご興味を持っていただけたようです。本当にうれしく思います。

反響もたくさんいただいています。運用開始にむけて、歩きにくるハイカー、ハイカーを迎える地域の方々、みなさんの協力をいただきながら、トレイルを盛り上げていければと思います。この道は、みなさんと共に育てる道です。トレ研も引き続きお手伝いさせていただきます。
また、会の模様を撮影した動画を公開する予定です。その際には、改めてお知らせいたします。お越しになれなかった方やあの話をもう一度ゆっくりお聞きになりたい方も、是非ご覧になってください！よろしくお願いいたします。