「今、長く歩く、ということ 〜WALK LONG BEYOND THE BORDER〜」懇談会開催(オンライン)
「今、長く歩く、ということ〜WALK LONG BEYOND THE BORDER〜」懇談会を実施&トレ研チャンネルにてライブ配信を行います。
日程:令和4年3月5日(土)
時間:14:00~17:00
配信ページ:
国内に28,000キロ張り巡らされる、10本の長距離自然歩道。
様々な課題を抱える現代社会において、日本の自然、地理地形風土に根差し、積み上げられてきた歴史文化、人々の暮らしを、今、長く歩いて旅し、その繋がりを五感で感じ、人という種が自然の一部として地球上で他の生命体と共存していくために、いったいなにが必要か、見つめ直す場として長距離自然歩道がある、と仮説をたてたい。
自らの身体を地球の上に放ち、長い時間をかけ、様々な境界を超え、長く、自分だけの意思で、自分だけの二本の足で歩く。連続した長距離であるからこそ、旅人は日常身をおく社会から離れた非日常を獲得し、じきに、社会の中でいつのまにか凝り固まってしまった思考の殻は剥がれ始め、生き物としての、生きるために必要な自由な創造力を取り戻せるのではないか。長いからこそ非日常は日常となり、それでも生きていける「自分」を再発見する。
そのフィールドである長距離自然歩道/ロングディスタンストレイルがどのように構想され、整備され、運営され、利用されているのか、トレイル運営の現場、利活用の現場にいる有識者から、その実態と、トレイルを支える思想について懇談していただく。
“The world reveals itself to those who travel on foot”- Werner Herzog
プログラム:
1. 基調講演:「長距離自然歩道の変遷」14:05~14:55
神田 修二 氏 いであ株式会社 国土環境研究所 生物多様性研究センター長
2. 話題提供:「長く歩く旅ということ」15:00~15:20
長谷川 晋(一社)トレイルブレイズ ハイキング研究所 代表理事
3. 懇談会:15:20~16:55
テーマ:①ロングトレイルの構想、整備、運営 ②ロングトレイル の利用実態
登壇者: 勝俣隆氏|神田修二氏|木村宏氏|多田稔子氏|土屋智哉氏|ポール・クリスティ氏
*コロナウィルス感染拡大防止のため登壇者も全員オンラインで参加します。
主催:環境省
問い合わせ先:
自然環境局国立公園課:03-5521-8278
トレイルブレイズハイキング研究所:admin@trailblaze-hi.org
詳細はこちらのチラシをご覧ください。